高所得者はバカじゃ生きられない

こんにちは、今日も所得制限に引っかかっておりませぬ、なつみやんです。

とはいえ、世帯合算したら1,200円以上いくし、もし仮に世帯合算で1,500万円じゃなくて1,200万円にでもなったら
おそらく今の数百倍のエネルギーをもって暴れるでしょう。

何なら私が扱えるすべてのWEB上で全抗議を、そうですね・・・
三日三晩・・・いや1月は続けるでしょうね。

子育てに関する所得制限で言えば、
児童手当や奨学金、高校の無償化などが話題に上がることが多いかと思います^^

このサイトでは、子育て支援を中心にしているので
子育て支援以外の所得制限についてはあまり取り扱っておりません。
ですが、子育て支援以外にもいっぱい所得制限はあります。

例えば、減税効果が大きい「住宅ローン控除」
最近税制改正が入り、こちらは所得が2,000万円を超えるとつかえなくなります。
もともとは3,000万円でした。
住宅ローン控除は税額控除の中の一つ。
何が違うかというと、給料から控除を引いて、税率かけたあとに、税額控除を引けるのです。
ダイレクトに所得税額を減らせるのが税額控除。
しかも今までは10年間で最大500万円の節税効果があったのですが、
今は450万円位に減りました。
うーん残念。

よくよく考えれば、住宅ローン控除も所得制限額を1円でも超えたら使えないのかな?
調べる価値はあるかも知れませんが、子育て支援だけでも手一杯なので、とりあえずこれは課題として残しておくとして・・・
大事なのは
所得制限は子育てにだけ、かかってるわけではない、ということです。

大事なことで言えば、医療費。高額医療費制度はご存知でしょうか?

先日、義母が入院した際は、不謹慎ながらも「えっ?夫の扶養に入ってる義母はまさか、高額な医療費請求されるのでは…」
と私まで別の意味で生きた心地しなかったのですが、
義母は75歳以上なので、後期高齢者医療制度の被保険者であり、低所得者のランクなので、正直ホッとしたし、
純粋に無事でいてほしい、という気持ちになりました。

「えー!義理とはいえ親だし、お金で心配するとか、ひどくない!?」

きっとそういう意見もあると思います。
私も頭によぎってしまったときは、鬼の所業か!私は鬼か!大事な夫が大事にしてる母親を!
と思いました。

でも、義母憎し!でそう思ったわけではありません。
むしろ、大変気遣っていただいており、こちらが恐縮するほどです。

では、なぜそう思ったのかはこちらを御覧ください。

これ、もし、夫の年収で、夫の年齢でされたらどーーーーーん!!
で、それがお亡くなりになるまで続く・・・と思うと、目の前がクラクラしました。

実際のところ、義母は75歳以上なので、後期高齢者医療制度の被保険者であり、低所得者のランクと判断とのこと。
それなら、心穏やかでいられる・・・と思いました。

では、実際のところどうでしょう。
30日間入院した場合の試算はこちらです。
保険適用で医療費が15,000円。
食事1食100円×3食×30日=9,000円
おむつ代1日1500円×30日×消費税10%=49,500円
合計73,500円!!

おーーーーーーーむーーーーーーーーつーーーーーーーーーーーーーー!!!!

なんとビックリ!保険適用外・介護保険適用外のオムツ代!
1日の料金がうちのちゃまん(息子のあだ名)のパンパースLサイズ44個入りより高い!!!
1日1枚でも1,500円!
ちょっおむっ!!

でも、これ、現役の子持ちの高所得者の方が病気になった場合どうでしょう。

治療のために会社を休んだとしても、この医療費の判定は前年収入で計算されるわけですから、最高額の14万円。
そこに食費が加算されて、もしかしたら、病気と治療内容によってはオムツ代も加算されますよね…

3ヶ月以上続くと少し額は下がるのですが、それでも高いですよね?
しかも、その間収入はなくなる。
これでは安心出来ないので、生命保険や医療保険に入ることになります。
それも、高い医療費をサポートしてくれる高い保険に入らないといけませんよね。

以前、ジブラルタル生命の方に相談したら、「なつみやんが言うように、病気になったときに本当に安心できる保険は5万円くらい」
と言われて、目の前がクラクラしました。
子どもの食い扶持とかを考えたらもっと高いかも知れません。(当時は独身だったので)

国が所得制限をかけるということは、それだけ高所得者の人たちは別でお金を保持しておかないといけないということです。

医療だけでこれなのです。
子育て世代の高所得者にはさらに教育資金を貯めることになります。
高所得者は教育の重要性をよくわかっていますから、
高校無償化や奨学金が出ないことを予め知っておけばそれを準備しておくことになります。

たまに、「年収300万円でも子供3人育てられます♪習い事できます♪」
という方いらっしゃいますが、高所得者の言ってる子育てできないは
「(国のあらゆる制度に所得制限がかかってるから、)お金がない!給付金欲しい」なのです。
給付金ももらえて、子供の医療費無料で、児童手当ももらえて、高校無償化されて、奨学金ももらえている方の子供とは
ざっと見積もって高校卒業までに受けられるサポートが1,200万円ちがいます。
高所得者が18年間で1,200万円を手取りで残すためには、1年間で69万円を手取りで多く残さねばなりません。
では、年収1,200万円の方が69万円を手取りで増やそうと思ったら年間120万円ほど多くかせがねば手元に69万円は残りません。
なんとビックリ100万円じゃ足りないwwwwww
子供一人で100万円。2人なら200万円。3人なら、300万円だとおもうでしょ?
3歳~小学校卒業までは第3子は児童手当15,000円だからもっと差が開くんだなぁ・・・

そしてこれは「教育資金のサポートを受けられない」分にすぎません。
他にも先ほど出たように高額医療が必要になった時のための保険料とか、自分たちの老後資金も加わるわけです。

正直、サラリーマン高所得者…それも独身ではなく家庭がいる人はバカでは生きられません。
年収300万円の人には信じられないほど、たくさんのサポートに所得制限がかかっており
それらを考慮すると、いざというときを想定してお金を用意しておかねばならないからです。

高い税金払って、高い社会保険料払って、ぜーーーーんんぶ自助を求めるって、
税金ドロボーって言いたくなりますよね。

おそらく年収1,000万円~1,500万円の家庭って想像するよりシビアって話でした。

高額医療費の所得制限だけでもクラっとしてしまって力が尽きたので、他にも所得制限受けて困ってます!
というのがあったら教えてください!

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署名活動にご協力ください

子育て支援の拡充を
「子育て支援の拡充をしよう!」
そう声をあげて、政党を超えて、
子育て支援の拡充をしようとしている政治家たちに働き掛けをしている人達がいました!
話を聞いたところ、署名が10万人分集まると、国会でも威力を持つそうです。
所得で差別されることもなく
”本当の意味で”すべての子どもに教育や支援がいきわたり
子どもを欲しい人が生みやすい・育てやすい国に生まれ変わってほしい…
そう願いを込めて、私も10万分の1になりました。
もし、このページをご覧になって、
少しでも「日本の未来、子どものために何かしたいな」
と思ったら、ぜひ署名からスタートしてみませんか?
必要なのは、お名前とメールアドレスだけです!
※「寄付しませんか?」と表示されますが、寄付は不要だそうです。

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